でじたけ流 教育論-当たるまで振れるか?
 

でじたけ流“教育論”第1176回
当たるまで振れるか?


便りがないのは達者な便り…
独り暮らしの娘は
あいかわらず詰め詰めの予定で
駆け回っているようだが
突然…帰って来たりする

今回は
バレンタインの手作りチョコを持参
…そういうところは
なかなか気が利いている

だが
ひと度家のコタツに入ると
…もう動かない

自分の部屋はゴチャゴチャなので
そこを片付けて
布団を敷くのは面倒だ

こっちが気を利かせて
布団を敷いておいてやるものの
大抵…朝はそこにいない
結局…コタツで寝てる

親が子供にしてやることの
大半は空振りに終わるもの

何度空振りしても
バッターボックスに
立ち続けなければならないのが
親業というものだ

親業を筆頭に…
代わりがいない仕事というものは
実に尊い仕事である

儲かることがいい仕事
…と考えているうちは
まだまだ…半人前

金を稼ぐことは
手段であって目的ではない

目的は
稼いだ金をどうつかいたいか
それが見えていない限り
いくら稼いでも
単なるあぶく銭というもので
すぐに消えてなくなってしまう

偉人伝を紐解くまでもなく…
人が残せるのは
行動とその結果だろう

名作映画を撮ったカメラは
博物館に陳列されるかもしれないが
それによって作られた
映画という作品に出会わなければ…
そのカメラを見て
感心する者は一人もいないだろう

そしてそのカメラは何も
評価されたその1本だけを
撮ったわけではないはずだ

何度空振りをしても
1本ヒットが出せれば
バッターボックスに立った甲斐はある

やっぱり…人生、日々更新

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