でじたけ流 教育論-評価
 

でじたけ流“教育論”第1210回
評価


今日の写真は…
先日行った東京国際フォーラム

ステージで準備をする
ボストン POPS オーケストラ
…と娘の頭

映画音楽の巨匠
ジョン・ウイリアムズの
コンサートがあるから
家族で行こう…と呼びかけた娘

ちょうど10月は
長男も次男も誕生日なので
娘が全員の分をおごると
気前よく言って…ご相伴にあずかった

そして仕事先から
美容院に行って会場に行く
…と言った娘は
この頭で現れた

娘はあいかわらず
保育士と化粧品販売会社の
ダブルワークをしている

そして海外青年協力隊に応募して
今はその結果待ち

合格したら2年くらい
世界のどこかへ行くという

心配がない…といえば
嘘になるだろうが
まぁ…やりたいようにやれば
…と思う

我が家の中では
まともに独り暮らしを
したことがあるのは自分と
今も独り暮らし中の娘だけ

独り暮らしができれば安心
…ということだけではないだろうが
少なくとも
誰かと一緒でいないと
間が持てないようでは
自分を試すことなどできない

そういう意味では
実績があると言っていい

相対評価ではなく
絶対評価を求めようとするなら
自分独りで
自分のやる気を出す術を
会得する必要がある

そういうタイプの人を見て
自分を信じている
…と言う人もあるが
むしろそれは逆で
今の自分を信じられないから
それをさっさと捨てて
次の自分を作ろうとしている
…だけではないかと思う

なまじ
自分を信じようとすると
それを確かめるための
相手が必要になってくる

誰かより
勝っていれば安心し
劣っていれば焦る

つまり…相対評価になる

娘は何重にも編み込まれた髪を
ヒラヒラさせながら…
お父さんにはできないでしょう?
…と自慢げだった

絶対評価の自分は
羨ましいとは思わなかったし
もし自分が
同じ頭をしたら
…誰も近づかなくなっちゃうな

やっぱり…人生、日々更新

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