でじたけ流 教育論-保証
 

でじたけ流“教育論”第1226回
保証


順調にいけば
二男はこの春
大学院を卒業し
…就職する

先日
会社に出す
保証人の書類に
サインをしてくれ
…というので書いた

これでいよいよ
我が家から
学生がいなくなる

もっとも
社会人になろうが
なるまいが…子供は子供

親が存命でいる限り
子供は絶対に
親の年齢を
越えることはできない

体力は越えられるだろうが
経験を越えることは
早々ないだろう

同じ経験をすればいい
…ということでもない

世代が違うんだから
常識も違う

同じ常識感覚でいては
新しい時代を
生き抜くのは難しい

親に限らず
先輩が後輩に
伝えられるものが
あるとすれば…

ノウハウではなく
スピリッツだけだろう

問題の解決方法…
ノウハウは
その時
自分で見つけるしかない

問題に立ち向かうかどうか
…がスピリッツである

とはいえ
自分独りでは
解決できない問題も多い

そういう時に
一緒に戦ってくれる
頼りになる仲間を得るには
自分も
頼りになる人間で
なければならない

もし今…
自分の周囲にいる連中が
つまらない…と感じたら
それは自分も
その環境に甘んじている
つまらない人間だということ

自分がうまくいかないことを
すぐに
誰かや…何かのせいにして…
自分を慰めているようでは
自分すら動かすことはできない

ただし…
若いうちは
そういう連中とも付き合って
何が無駄かを知ることも勉強

歳をとったら…もう
そういう連中と
関わっている時間はないけどね

やっぱり…人生、日々更新

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