でじたけ流 教育論-社会
 

でじたけ流“教育論”第1235回
社会


玄関に革靴が並ぶのは
我が家では珍しい

自分も普段は
スーツなど着て
仕事には行かないし

二男が就職してから
革靴が出ていることが
日常となった

格好もそうだが
学生から社会人となって
何が一番変わるのか
…といえば
何と言っても
約束に対する厳密さ
…が違うと思う

失敗…とはつまり
やろうとしていたことが
できなかったこと
約束を守れないのは
失敗の最たるものだ

そして
学生時代までは
失敗したところで
せいぜい
自分の成績が下がる
程度のことで…
自分さえ
それで良ければいい

責任があるようでない

ところが
社会人となって
仕事で失敗すると
それは直接的に
他人の迷惑になる

日常の失敗でも
他人に迷惑を
かけてしまうことはあるが
仕事で失敗すると
誰かがその仕事を
カバーしなければならない

仕事は独りで
やっているわけでは
ないからね
失敗しっぱなしには
できないものだ

その前提で
社会の一員となるのが
…社会人

かといって
失敗を恐れて
何もしないでいたら
それはそれで
役立たずと言われてしまう

カバーしてくれる
先輩がいるうちに
沢山失敗をして
やがて自分も
誰かをカバーできるように
成長しないと…
社会人としての立場を
失うことになりかねない

やっぱり…人生、日々更新

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