20071111
でじたけ流 教育論

第380回

公開授業


昨日の土曜日は、仕事で
早朝から屋外撮影の予定があったのだが
・・・あいにくの雨で延期に。

これで寝坊ができる・・・と思いきや、
学校で公開授業があるというので
1時間目から見学に行くことになった。

とはいえ、うちから学校までは
徒歩100歩くらいだけど。

昔でいえば父兄参観。
現在は、公開授業と銘打って
両親はもちろん、地域の人たちも
自由に校内を見学していい日になってる。

うちの子供たちが通う学校は
公立だけど、小学校と中学校が
隣接して建てられている。

この話は確か以前にもしたと思うが、
将来は老人ホームになるらしい

公開授業は小中合同で行われる。
で、カミさんと手分けして
中2、小5、小2の各教室をまわってきた。

まず小5の長女。

音楽室で演奏会の練習をしていた。
長女のパートはリコーダー。
ほかにもピアノやタイコ、鉄琴・・・
シンセサイザーまであって、
可愛らしい男の子が指揮をしてる。

小学校低学年から中学にかけては
女の子がグッと大きくなって・・・
同学年の男の子は女の子に比べると、
みんな可愛らしく見えてしまう。

女の子の中には・・・
このままキャバクラに出勤しそうな感じの子もいるし。

演奏の曲目は「ルパン三世」。

先生はさかんに
リズムとかパンチとか言ってたけど・・・
ベートーベンとかモーツアルトといった
音楽家のポスターが張り巡らされた音楽室の中では
何か違和感を覚えた。
いっそ正面にルパンや次元のポスターを貼って、
それを見ながら演奏した方が
ダンディーな雰囲気がつかめるんじゃないか。

小2の次男は体育館で踊りを披露。
2時間目は教室で国語。

親の姿を見つけると、
こっちばっかり見てニコニコしてる。

中学校へ行くと・・・親の姿はグッと少なくなる。
中2の長男は、金工室でハンダごてを製作中。
教室の中に入っていった親は私一人だけだ。

授業参観とはいえ、
逆に言えば、普段はお目にかからない
誰かの親を子供達が見る日でもある。

女親と違って、
親として誰かに会う機会の少ない男親にとっては、
こちらにもそれなりの緊張感はある。

それでも先生が「どうぞ、どうぞ」と言うので
長男の机に近づいていって写真を撮ったりしてたけど。

こういうのは子供にとっては
恥ずかしくて嫌なんだろうなぁとは思いつつ
・・・それでも思い出の一枚をパシャリ。

昔は技術の時間といえば男だけだったのに
今は女の子も一緒にハンダごてを作ってる。

しかし、肝心のハンダごてが
何をする道具なのかを長男は知らないと言う。
・・・完成品を持って帰ってきたら教え込むしかないな。

再び小学校に戻り、
廊下をブラブラしてから返る。

各教室には・・・
懐かしいエントツの付いたストーブが設置されていた。

そういえば学校というのは
エアコンはないんだなぁ・・・私立ならありそうだけど。

エントツ付きのストーブは石油ストーブ。
私の頃は小学校までは確かコークスだった。
石油になったのは高校くらいからじゃなかったか。

学校を出て100歩・・・自宅に到着。

見てきたことを忘れないうちに書いて
・・・もうひと寝入りしてから仕事をすることにしよう。



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