20071202
でじたけ流 教育論

第383回

挑戦する勇気


今年も、もうひと月をきってしまった。
・・・実に早い。
月並みな言い方だけど、
確かに年をとればとるほど
過ぎ去った時間は早く感じてしまう。

大人になって時間が早く感じるのは・・・
同じようなことを繰り返しているだけで、
これといって新しいことがほとんどなかったり、
その結果、
何か新しいことができるようになった
・・・ということが極めて少ないからじゃないのかな。

子供たちを見ていると・・・
どんどん背は伸びていくし、
届かなかった場所に届くようになった、とか。
九九を覚えた、とか。
水泳の級が上がった、とか。
何かができるようになった喜びにあふれている。

そういう姿を見ているのは
親としては実に嬉しいし、
一緒に喜びたくなる気持ちで一杯なんだけど
・・・ふと自分を見直してみると、
自慢できるほどのことは
何もしていないな、と感じてしまう。

子供が何かできるようになつたことを喜ぶのは、
ごく自然な感覚だけど・・・
それだけが自分の喜びになってしまっていいのか?
・・・何て自問自答したりして、ね。

今年はこれができるようになったぞ、と
子供と一緒に発表できるくらいの何かを
親も持っているべきだろう。

子供に挑戦する勇気を持たせたかったら
・・・親も言い訳ばかりしていられない。

どんな門前に子供たちが立っているかで、
その小僧の能力も変わってくるだろう、ね。



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