土曜日の朝…
子供たち3人の学校は休みだが、
私もカミさんも朝から仕事。
カミさんは6時半出。
中1の長女は、
部活の試合だとかで早起きして、
私より早く家を出た。
高1の長男も、
学校で何かがあるとかで、
私より早く出る予定だったはずだが
…寝てる。
日中、独りで留守番することになった小4の次男。
宅配便で荷物が届くことになっていたので、
受取り方の確認をするために起こすが、
目をつぶったまま生返事をしてる。
「宅急便が届くから受け取っておいてくれよ」
「う~ん」
「受取り方は、わかるか?」
「ハンコ押すんでしょ…」
「宅配のふりした泥棒だったら、どうする?」
「最初に玄関のカメラで見るから大丈夫」
ひたすら目を閉じたまま答えてる。
子供中心で育てられる第一子に比べて、
二人目、ことに三人目くらいになると…
親も慣れてくるし、手も廻らなくなってくるし、
ほったらかしの場面が増える。
そのうえ、すでに家庭は子供中心ではなく、
限りなく大人ペースになってたりする。
ほったらかしだから何もわからないかというと
…決してそうではない。
教わることに慣れていて、
教わらないとできるようにならない上の子と違い、
目上がやっていることを見よう見まねで覚えてる。
だから、こんな場面で、
教えてないことを知っていて、
ちょっとびっくりすることも少なくない。
さて、第一子…長男はというと…
いつもは遅刻しないように起こしてくれる
母親がいないと、いつまでも寝てる。
私はこういう場合…決して起こさない。
結局、私が出かける頃になっても寝ていたけど
…その後、どうなったのかは知らん。
わかるのは…
親に起こされて、あわてて飛び起きた時にも増して、
自分で何かを感じて学んだだろう…ということのみ。