20160619

第828回「自由の不自由さを知れ」

久しぶりで次男の話。

末っ子で、
とりあえず何でも、
はい、はい…と言ってる次男は、
あまり自己主張をする方ではない。

少なくとも…父親の前ではね。

高校２年になって、
部活のサッカーをやめた。

いわく、
受験勉強に邁進するため。

ガリ勉でならした
長男の影響もあるのかもしれない。

やりたければ徹底的にやれ。
やりたくないなら中途半端にやるな。
…という考えなので、
理由はどうあれ、とくに止めもしなかった。

そんな次男がバイトをしたいと言い出した。

勉強をするという理由で部活をやめて、
時間ができたからバイトをしたい…。

それなら、それで結構。
やりたければ徹底的にやれ。
やりたくないなら中途半端にやるな。

ただし…
せっかく自分で金を稼ぐというのなら、
携帯の代金も、
大学に行きたければ受験料も
…全部、自分でバイトした金で払え。

それが条件。
別に大学に行ってほしいと頼んでもいないしね。
行かないなら行かない方が、こっちは楽だ。

自分の人生。
やりたいことは自分で選べばいい。

けれど、
自分で選ぶからには、
自分で責任を持つ必要がある。

自分で言ってたことと、
やってることが違う。
…納得できないことに金は出せない。

いいとこ取りだけできる人生なんてない。

親が教える必要があるのは、
どうしろ…ということではなく、
自分で自分のことを
できるようにすることだと思う。

今のところ、
この条件に対する次男の返答はない。

やっぱり…人生、日々更新。

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