でじたけ流 教育論「仕事と社会」
 
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20170416

でじたけ流 教育論871回「仕事と社会」

でじたけ流教育論 digitake.com


理系の大学院に進んだ長男は、
今、就職戦線、真っ直中…!

実は就職活動など、
これっぽっちもやったことがなく…。
バイトから、そのまま就職し、
父親が経営する会社に転職するも、
その後、
独立して会社を立ち上げた自分には、
気の利いたアドバイスなど、
できるはずもない。

ただ、時には
面接をする側として、
志望者の何を見るか
…といったことを話すくらい。

まして、
どんどん人口が減ってる今の日本で
働こうと思えば引く手あまた。

それなりの年になると、
正社員の道も厳しくなるだろうが、
若いうちは、
まず、食いっぱぐれもないだろう。

理系でも営業職に就く者もいるが、
長男が目指しているのは、
どうやら研究開発の部署らしい。

そうなると、就職を希望する先は、
おのずと聞こえた大企業になる。

そこで、もうひとつ、
長男に助言したのは…

万が一、戦争が起きた場合、
その企業が国からどんなことを
課せられそうか…
そのことを想定して仕事を選べ。

…ということ。

こんなことを
考えなければならないのは
実に憂鬱なことだが、
自分のために勉強をする
…という学生時代と違って、
仕事選びは社会との関わり選び。

自分が希望した仕事も、
世の中が変われば、
どんどん変わっていくということを
覚悟しなければならない。

たとえ、
宮大工だろうと、歌舞伎役者だろうと。

もちろん、戦争などない方がいいに決まっている。

しかし、
どんなに逆立ちをしたって、
社会人一年生が、
国どころか会社を動かすことなどできないからね。

現実と向き合うのが…社会人だよ。

やっぱり…人生、日々更新。

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