でじたけ流 教育論「サンタ復活」
 
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20181216

でじたけ流 教育論958回 サンタ復活

でじたけ流教育論 digitake.com


今年は長男が就職して、
扶養家族が1人減った。

先日は会社の寮にいる長男から
初のお歳暮が届いたと言って、
カミさんがはしゃいでいた。

来年は長女の就職が決まっている。
また扶養家族が1人減って、
納税者が増えるのは
国にとってはいいことだろう。

ところが、長女は
学生最後の冬を行使すべく、
思い出したように…
サンタへのお願い
…を言い始めたという。

自分がバイトで稼いだ金は、
自分で使い果たしているにもかかわらず
贅沢な願いだが、
それに応えようとしてしまうのが親のサガ。

自分が親になって初めて感じたことだが、
プレゼントは
実はもらうより、あげる方が、より嬉しい。

そういう気持ちになれたのが、
名目上の親が育ての親になった瞬間なのだと思う。

親子関係にかかわらず、
何かをしてもらいっぱなしでは、
かえって恐縮してしまう。

恐縮する気持ちが一人前の、
あるいは一人前になろうとする姿勢なんだろう。

そして、
親の前では
いつまでの子供でいる方が…楽。

そういう意味では
社会人になった長男は
少し一人前に近づいた…かも。

やっぱり…人生、日々更新。

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