Episode No.1044(20011229):多忙万歳

今年もよく働いたな・・・公私ともに。

今は忙しいから、また今度・・・なんて言っていられない。
だって、年々忙しくなるんだから、ね。

もしも・・・年々ヒマになっていくといたら
そりゃ、隠居生活だよな。

30代も、もうすぐ終わろうとしているのに
今忙しく働かなかったら、いったい何時頑張るっていうんだ?

・・・と
自分をけしかけているうちに、今年も終わろうとしている。

まだまだ来年に持ち越した問題は山積みだけど・・・
とりあえず、こうして多少なり振り返る余裕があるということは
来年も何とかなるな。

それにしても今年は・・・
もうダメだ・・・というところから
もう、ひとフンばりも、ふたフンばりもとしなけりゃならない場面が
いくつもあった。

あきらめが肝心な時もあるけど・・・
あきらめて迷惑をこうむるのが自分ひとりならいいが
そうじゃないという立場に立たされているのも
今の自分の年代の特徴だろうな。

「若い時には、たいした金はいらない。
 でも年をとっていくために、やっぱり金は必要」

なんてセリフとが何かの映画にあったけど・・・
年を重ねるごとに、自分の立場がどんどん変わっていくことを
実感しないわけにはいかない。

それが実感できない人は・・・
ものすごく幸せなのか
それとも現実的な何かを誤魔化しているだけなんだろう。

夢は大切だけど・・・
それが夢のままなら・・・いつか覚める時が来てしまう。

「仕事をすると疲れが休まるというような境地を
 多少とも味わえるようになれば本物であろう」
・・・松下幸之助

今年も・・・少しは本物に近づけた、かな?!


参考資料: 「松下幸之助/日々のことば」PHP研究所=編 ほか