Episode No.3226(20081229)
次世代エネルギー

通常業務が終わったところで
顧問税理士を迎えて
今年の反省と来年の抱負を語る。

語ることは簡単だが反省点が多いな。

ただ今年の後半は、
予期せぬ業績不振に振り回された会社は、
顧問先にもかなりあるという。

だからと言って、
何の安心材料にもならないんだけどさ。

10年ほど前、税理士が
或る人の講演で聞いた話によると・・・

近代の世界を動かしているのは
エネルギーを掌握した国で、
まず最初は石炭と蒸気機関によって
英国がイニシアチブを握り・・・
次に石油とガソリンエンジンの時代に入って
米国が圧倒的な権力を握った。

いずれもその期間は約100年で終わっている。

つまり、米国中心の時代も、
ちょうど終わりを迎えたというわけだ。

思えばビッグ3と言われる
超大手自動車メーカーが
破綻の危機を迎えたのは・・・
ガソリンエンジンに変わる動力の開発に
遅れをとったこともさることながら、
空飛ぶ車を開発できなかったことにあると思うな。

だって、今は21世紀でしょ。
21世紀には車は空を飛んでいたはずなのに、ね。
あいかわらず
地面の上にタイヤを転がしているだけだし、
自動運転で
自宅まで勝手に車が走ってもくれない。

ようするに・・・
昔とちっとも変わってちゃいない。

次の時代は、
どんなエネルギーが世を制すのか?

もう物じゃなくて・・・
あふれかえった物と相対するための
人間力が最大のエネルギーになるのかも、ね。

ガンディー・ブームには、
そういう意味合いがあるのかもしれない。