2045年になると、いよいよ
コンピュータが人類の知能を超える
…という記事を読んだ。

少なくとも21世紀中にコンピュータは、
それを開発した人類の知能を上回るらしい。

何だか「ターミネーター」みたいな話で、
ちょっと物騒な感じがしちゃうけど、ね。

コンピュータの進歩の過程を見ると、
じわじわと発展してきて、
1980年頃から急激に進歩しはじめ、
2010年頃になると、進歩に加速度が加わり、
今やかつての100倍のスピードともいわれている。

はて、こうした進歩具合そのものも、
人類の進歩とオーバーラップしている気がする。

進歩の速度は一定ではない。

赤ん坊が話し出したり、歩き出したりするように、
或る日突然、
バラバラに発達してきた能力が力を合わせて
大きな力を生み出し始める瞬間がある。

バンドに抜けていた最期のメンバーが加わって、
ついに伝説に残るバンドが誕生した瞬間
…みたいな感じ。

その瞬間が訪れないのは、
バラバラな力が弱すぎるか、
必要な種類の力がまだ備わっていないのだろう。

ただ、待ってるだけじゃ進歩できない。

だから…人生、日々更新。

参考資料「2045年に人工知能は人類の知能を超えられるか？〜人工知能研究者・工学博士　松原仁インタビュー」Link Club Newsletter Vol.179 2013Winter