でじたけの「人生日々更新」放浪紳士の憂鬱

Episode No.6207(20180706)[偉人]Great man

放浪紳士の憂鬱
City Lights

チャップリンの「街の灯」を見直した。
自分の中でベスト1の映画。

疲れると観たくなる。
まだ観ていないDVDは沢山あるのに、
結局、時間的な無理をしてでも観るのは、
チャップリンか、寅さんか、コロンボだ。

「街の灯」の主人公は、お馴染みの放浪紳士。
街角で出会った盲目の花売り娘に恋をする。

娘は放浪紳士を大金持ちの紳士と勘違いするが、
その期待に応えようと放浪紳士は懸命に働き、
娘の前では大金持ちの紳士としてふるまう。
…という切ない喜劇。

虚構の何かでいることは決して長続きはしない。

自分は実際にそこにいないのだから、
そこにいるためには
相当な無理をしなければならない。

ただ
多少の背伸びであれば、
そう装っていることで、
やがて板に付いてくることもある。

社会で生きる人には立場というものがある。

経営者としての立場や、従業員としての立場。
親としての立場や、扶養家族としての立場。

本来の自分と何となく違う
…からといって逃げ出しても、
結局、自分に合った立場や場所など
最初から何処にも用意されてはない。

自分が何者かになってゆくほか、
居場所を得ることはできないのだ。

立場は与えられるもの。

その与えてもらえるものに
合わせるべく精を出すことが…
口先だけでない、本当の意味での
日々への感謝ということに違いない。

だから、人生日々更新。

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