でじたけの「人生日々更新」死について考える

Episode No.6508(20190622)[信条]Creed

死について考える
Living conscious of death

三島由紀夫は晩年…
ま、晩年といっても
自決したのは45歳の時だから、
40代はじめ頃の話になるが…

死と隣り合わせにいた
戦争中の方が、
生きていることをより実感できて、
ある意味、幸せだった。

…というような
意味のことを言っている。

死を意識する。
…ということは、同時に
生を意識する。
…ということに他ならない。

生死を意識しないで
平和に過ごせるということは、
実に幸福なことのようであるが、
戦争がなくても、死は必ず訪れる。

そのことを忘れて
脳天気に過ごしたいと考えるのは、
酒をくらって嫌なことを忘れている
…のと、何ら変わりはないのではないか。

先日、紹介した
スティーブ・ジョブズの
カレンダーにある言葉

前に進みたいなら、
何かを捨てろ!

…そう、我々は
毎日、時によって
強制的に前に進まされ、
1日、また1日と
…余命を捨てながら生きている。

だから、人生日々更新。

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