先週は木曜が
天皇誕生日で休みだったから
木曜…土曜…日曜…と
立て続けに
近所の森を経由して
会社まで歩いた

気候が良くなったせいか
リスだけでなく
森で人にも出会うようになった

その中に
杖をついた婆さんがいる
しょせん市民の森なので
たいした高低差はないものの
杖をついて歩くには
険しいだろうに…
その婆さんは
涼しい顔をしてスタスタ歩いてる

次に出会った時
同じように杖をついた婆さんが
三人並んで歩いていた

最初に出会った婆さんが
友達を連れて来たんだろう

この勢いで
その次に会った時には
また３倍の９人になって…
そのまた次は27人…
81人…243人…729人…と
増殖していって
そのうち森の入口から出口まで
杖をついた婆さんの列が
できていたらどうしよう
…などと
ふざけた想像を膨らませ
ニヤニヤしながら歩いていることを
あの婆さんたちは知らない

だから…人生日々更新