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Episode No.265(990702):世代がバレる話

懐かしい「笑うせぇるすまん」が、伊東四朗主演で実写ドラマ化された。

実を言うと私は予告編しか見ていないのだが、伊東四朗のキャスティングは、なかなかマッチしていたようだ。

アメリカでは「スーパーマン」や「バットマン」が当たり前のように実写映像化されるのに対し、日本のコミックは、映像化と言えばアニメが主流。
やはり、製作費の関係か・・・。

とはいえ、アニメ技術がここまで来るまでには"とりあえず"実写映像化された作品も数多くある。
「仮面ライダー」や「ウルトラマン」は別格。
あれは、もともと実写映像化の企画が先にあって、後でコミック化されたものだから。

「鉄腕アトム」や「鉄人28号」がアニメ化される前に実写ドラマ化されていたという話題は"なつかしモノ"のスペシャル番組で時折話題になるので、知っている人も多いだろう。

意外と知られていないのが、実写映画化されていた「あしたのジョー」。
主演は、石橋正次。結構、合ってる・・・と思う。
1970年7月22日に日活から公開されている。

ちょっと見てみたくて、かなり前から上映館やビデオを探しているのだが、見つからない。
残念ながら実写版の丹下段平は、藤岡重慶ではないようだ。

すっかりテレビアニメが定着した「こちら葛飾区亀有公園前派出所」も、かつて実写映画化されている。
主演は、せんだみつお。
この作品は昔、さんざん探したあげく名画座で見たが、ちょっと・・・・。

この夏は、アニメ版「こち亀」で両津の声を演じているラサール石井の主演・演出で舞台化される。
チケット買ったよ・・・期待してる。

現、竹中直人夫人の木之内みどりが水原勇気を演じた「野球狂の詩」は、悪くないと思ったが。

最近「ワイルド7」を読み返してるんだけど、あれはぜひ本格的に実写映画化してほしいな。
ちょっと日本じゃ無理そうな感じだけど・・・。

主演は、そうだなぁ・・・ショー・コスギの息子のケイン・コスギなんかどうだろう? 飛葉役に。
ハリウッドで映画化するんなら、草波隊長をアンディ・ガルシア・・・とかね。

そういえば「スピード・レーサー」というタイトルでアメリカでも人気があった「マッハGoGoGo」をハリウッドで実写映画化する話は、どうなったんだろう??

「パワーレンジャー」が映画化されたんなら「ガッチャマン」だって悪くない。
ベルクカッツェ役は、三輪明宏でしょう、やっぱり。

ところで「オバQ」から「笑うせぇるすまん」まで、作品のほとんどが映像化されている藤子作品の中で、
まったく忘れられた作品がある。
・・・「魔太郎がくる」!!

いじめが問題になっているとはいえ、その復讐が中心となった話だけに、やっぱり躊躇されてるのかなぁ。
同時期に少年チャンピオンに連載されていた「エコエコアザラク」は映画化されたのに・・・ね。


参考資料:とくになし・・・

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